合宿免許のデメリット
予約が取り難い
合宿免許は、最近では合宿の内容も充実しており、宿舎に凝っている教習所も多くあるので非常に人気が高くなっており、早めの予約をしないとすぐに締め切りになってしまいます。急な予定が多く入る人や、仕事などを持っている人には少しキツイでしょう。また、早めの予約が困難な人も入校できないかもしれません。最近では、早割りプランなどもあり、余計に締め切りが早くなっている傾向にあります。確実に入校をしたいなら、予定を早めに決めて、早めの予約をが絶対条件となります。
地域に馴染み難い
自分が住んでいる地域とは違う地方の合宿免許の場合、必ずしも自分の今住んでいる地域の運転者さんと同じとは限りません。つまり、東京の人が地方の合宿免許に行った場合、免許をとってすぐに東京の街をドライブできるかというと、簡単にはいかないというのが現状です。運転には地方によってばらつきがあるためで、巡航スピードが速い地域や、遅い地域など、ローカルルールみたいなもの存在しています。合宿免許で免許を取得した場合は、免許取得後の運転は初めは注意しなければならなくなります。始めは自分の住んでいる地域に慣れることからということになってしまうのです。しかし、運転に慣れてくれば、どこへ行っても大丈夫になりますので、大丈夫だとは思いますが。
キャンセルが出来ない
合宿免許はプランになっているため、途中でキャンセル等いわゆる「中抜け」ができません。病気になったり、急用が出来てもプランは続行しているので基本的に認められません。補償がない場合もあるので、選んだ合宿免許プランに、情報が記載してあるかを調べるのも重要です。特に安いプランは注意した方が良いでしょう。安いプランが若い人に限定されているのはこういった理由からだといえるでしょう。体調管理には十分注意することが重要だといえます。
年齢制限
合宿免許には、年齢制限があります。法的に決められたものではないので、各教習所によって違いますが、ほとんどの場合が20代前半までとなっています。しかしよく調べると、かなり高年齢でもいけるプランもある場合もありますので、しっかりと調べることが重要です。また、免許の種類によって年齢が違う場合もあります。最近では、二輪免許を取る中高年の方が増えてきている傾向にあるので、この流れが続けば年齢制限が緩和される可能性もあるかもしれません。
やはり時間が長い
やはり合宿免許の最大のデメリットになるのは期間です。免許を取るための日数として考えれば抜群に短期間といえるのですが、普段の生活のスパンから考えると、やっぱ長期間の滞在となってしまいます。学生なら、長期の休みが利用できますが、利用している人もいるにはいるのですが、社会人となるとかなりの無理をして時間を作らなければならなくなります。人気の期間は予約がすぐに埋まってしまうので、早めの予約が必要といったことも社会人には辛い理由の一つとなってしまいます。長期の休みが取りつらい人にとっては、合宿免許は不利だといえます。