合宿免許の料金
基本料金
合宿免許の料金にはシーズン・教習所などによって格差があり、その要因を紹介します。合宿を扱う教習所の大半はシーズンにより、料金が違うシーズン料金制です。1月後半~3月と「7月後半~9月前半といった教習所が混雑するシーズンは比較的料金が高く、4月~7月中旬と9月中旬~1月中旬は、教習所も暇になるシーズンなので低価格で提供しています。もちろん暇ではない教習所もたくさんあるので一般的にはという話です。
教習所による料金格差の原因の多くは宿泊施設によるものです。宿泊施設にもグレードがあり、ホテルなどは高いグレードで相部屋などは低いグレードとして扱われています。そのグレードにより料金が違っているのが料金格差の一つです。しかし、自前の宿舎を持っている教習所も多く存在し、その宿舎を使用することで料金を安く提供できるのです。でも最近では自炊プラン等で、自前物件でなくてもプラン自体が安い場合もみうけられます。全体から言えば一つの教習所の料金体系は、シーズンや宿舎によって高いものから低いものまで、顧客のニーズで選択ができるようにプランを多数用意しているということです。
別途料金
合宿免許において別途料金とは、表示されている料金には含まれていない料金のことで、入校時又は卒業までに直接教習所に支払う費用です。大半は別途料金が無い教習所ですが、仮免許申請交付手数料・高速通行料・原付教習料などが代表的なものです。中には料金を安く見せるために、入学金・検定料等が別表示で実際は数万円も加算され高い料金のがありますから、見た目にだまされないように注意してください。また、この追加料金は卒業時に支払うことができないと卒業証明書は渡してくれないと思いますので注意してください。
追加料金
教習が延長された場合や合宿の規定外に発生した場合に支払う費用です。大半は追加料金が無い教習所ですが、技能教習、検定、宿泊代等で基本料金内で保証されている部分からオーバーしてしまった場合に支払が発生します。合宿の規定は教習所によって異なりますが、遅刻や勘違いなどにより教習を受けることができなかった場合など自己都合により発生した料金も追加料金にあたります。保証内容は教習所によって異なりますので、表示価格だけを見て安いと思わずに「保証内容」をよく見てから決めるようにすることが重要です。また、この追加料金は卒業時に支払うことができないと卒業証明書は渡してくれないと思いますので注意してください。
交通費
入校当日は集合場所・集合日時が決まっています。参加される地域により電車、バス、飛行機等の指定がありますので、その指定交通機関で出発する事になるでしょう。集合時間に到着できないような地域から参加される方には、前泊で入校することを認めている教習所もありますので確認をしてみましょう。 宿泊料金は自腹になる場合もありますので、これもまた確認してください。 交通費の支払い方法は、本人立替で行きの交通費を出して、卒業時に教習所から往復分を支給するという方法がほとんどで、飛行機利用の場合は航空チケットが事前に 自宅宛送付されます。ここで勘違いしてはいけないのは、交通費は全員に全額支給されるものではなく、全額支給するという表示は、指定された交通機関でその交通区間分という意味となります。この場合、区間外や指定列車が普通列車の自由席であれば特急利用の特急券代や指定席の料金は支給されませんので気をつけましょう。また、支給金額に上限がある場合は上限を超えても超過分すべてが自己負担になります。上限内であればその実際にかかった金額が支給されます。よって必ず全額支給というわけではありませんし、交通費が支給されない教習所もありますのでご注意下さい。