合宿免許の特徴
合宿免許とは自動車免許を取得するために、一定の期間、合宿しながら教習所に通ってスケジュールに沿った教習プランを集中的に受けることで、 短期間で自動車免許を取得する教習スタイルのことです。 一般的な通学スタイルと比べても 安く・早く取得できるということで大変人気があるのが合宿免許です。2週間程度の集中スタイルのため、 まとまった休みを取られる方を対象としています。 運転に慣れたり、学科の内容を覚えたりするのには、やはり個人差がありますが、合宿で毎日教習を受けることで上達は確実にスピードアップします。一緒に合宿している人たちとのコミュニケーションを通して、運転のコツや学科のコツなどをつかむことも出来、おどろくほど運転技術や知識が身につきます。ここではそんな普通、大型免許合宿の特徴について説明します。
合宿免許のシーズン
合宿免許を受けようとした場合、オンシーズンとオフシーズンが自動車教習所には存在するということを忘れないようにしましょう。教習所の繁忙期である夏休み・冬休み・春休みの時期は高校生・大学生、さらには4月から社会人になる人の駆け込み需要があるため、大変混み合います。時期的には、2月~3月、7月~8月半ば、12月末から1月初めまでが最も混み合うことでしょう。混み合うオンシーズンは合宿免許での恩恵が少々トーンダウンしてしまいます。人気の教習所はすぐに予約でいっぱいになってしまうし、混んでいるので、教習もなかなかうまく進めなかったり、教習料金も高くなったりと、できることならオフシーズンに合宿免許を受けるのが望ましいのです。
では、オフシーズンとは、いつの時期かというと、上記のオンシーズン以外の時期と連休にかぶらない時期がオフシーズンということができます。オフシーズンは空いているのでスムーズに教習を進めることもできるし、オンシーズンに比べて教習料金も割安になります。休みをコントロールできる方は、是非ともオフシーズンで合宿免許に行くのがおすすめです。
合宿免許の料金
合宿免許の教習料金は一般的な通学スタイルよりも安いうえにオンシーズンよりもオフシーズンのほうが割安です。合宿免許の教習料金の相場は大体このぐらいです。
オンシーズンの場合 : 一般的な通学スタイルでは、29万円~31万円。合宿免許教習料金は、27万円~30万円。
オフシーズンの場合 : 一般的な通学スタイルでは、27.5万円~30万円。合宿免許教習料金は、22.5万円~25万円。
これよりも教習料金が高いプランや、安い料金プランもあるので各教習所に確認をしてみると良いでしょう。
料金構造
合宿免許の教習料金は『完全パック制』のため、一般的には以下の項目が含まれています。項目が含まれていないパックシステムもあるので確認が必要です。また、全ての教習所全てのプランが一律料金ではありません。
合宿教習料金=「教習料金」+「宿泊費」+「毎日の食費」+「往復交通費」+「保険」
また、「教習料金」には、「入学金」「学科教習費」「技能教習費」「検査料」「修了検定料」「仮免許申請交付手数料」「卒業検定料」「卒業証明書代」が含まれているのが一般的です。「往復交通費」などは出発地から教習所までの交通費で、上限もあります。「保険」とは、合宿中の“病気”やケガの入院・通院費用をサポート内容がメインとなります。